2010年12月19日日曜日

不動産バブルは深刻な水準に=政府研究機関が発表―中国

2010年3月31日、ラジオ?中国の声は、住宅価格に関する国土資源部の統計を報じた。特に主要都市では不動産バブルが深刻な水準に達しているという。中国広播網が伝えた。

国土資源部旗下の中国土地探測計画院全国都市地下観測グループの統計によると、昨年の全国住宅平均価格は1平方メートル当たり4474元(約6万1100円)。前年比25.1%と2001年以来最大の上昇を記録した。土地探測計画院の趙松(ジャオ?ソン)院長によると、早くから地価が高騰していた北京、上海、広州など主要都市よりも、それ以外の都市で値上がりが目立つという。

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また調査では、不動産価格に占める土地価格の比率は平均23%であることが判明した。長江デルタ、珠江デルタ、環渤海地域ではこの比率はさらに高まる。天津、上海、南京、杭州は40%以上。寧波にいたっては50%を超えている。

北京の家賃収入と不動産価格の比率は2005年の6.42%から3.81%に下落。他の主要都市5都市も同様の傾向を示しており、4%を切っている。下落は不動産バブルの存在を示すものだという。趙院長は、不動産投資は現在、リターンが少なく、リスクも高いため、長期投資の対象としてはふさわしくないと指摘した。(翻訳?編集/KT)

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引用元:ローズ(Rose) 専門サイト

2010年12月7日火曜日

車田正美が、3Dギリシャ神話「タイタンの戦い」ポスター描き下ろし

 [eiga.com 映画ニュース] ギリシャ神話をベースに人間と神々の戦いを描いた3Dアクション大作「タイタンの戦い」(4月23日公開)の日本版ポスタービジュアルを、人気漫画「聖闘士星矢」の車田正美が描き下ろすことが分かった。

「タイタンの戦い」フォトギャラリー

 「タイタンの戦い」は、神々と人間が世界の覇権をかけて争うなか、神々の長ゼウスを父、人間を母にもつペルセウスが、人間として戦いに身を投じていく姿を描くもの。「アバター」のサム?ワーシントンがペルセウスを演じるほか、リーアム?ニーソン、レイフ?ファインズら実力派キャストが共演している。

 車田の描く「聖闘士星矢」は、「ドラゴンボール」「北斗の拳」などに並ぶ80年代の「週刊少年ジャンプ」(集英社)の代表作。現在も続編作が生まれている人気漫画で、当時からヨーロッパを中心とした国外でも人気が高く、世界的なヒット作として知られる。「タイタンの戦い」のルイ?レテリエ監督は、このほど行われたロンドンでのワールドプレミアや様々なインタビューの場で「聖闘士星矢」の大ファンであることを公言し、「『タイタンの戦い』で神々が鎧(よろい)を着ているのは『聖闘士星矢』へのリスペクト」と話している。配給のワーナー?ブラザースも、ともにギリシャ神話をベースとした作品であること、車田の「戦う男」を描く一貫した作品のテーマと同作のイメージが一致していることからコラボレーション企画を依頼。車田も作品の世界観やテーマに共感し、ポスタービジュアルを描き下ろすことが決定した。

 ワーナー?ブラザース映画は、「監督がリスペクトしている車田先生とのコラボレーションが実現し、大変うれしい。作品のテーマなど非常に近いこともあり、どのようなビジュアルになるのか非常に楽しみ」とコメントを発表。車田からも「ギリシャ神話ピカイチの英雄ペルセウス! 誰もが知っていながら誰も知らなかった物語の扉(とびら)がついに開かれた! この日がくるのを半世紀待ってたぜ!!」と同作に対する応援メッセージが寄せられている。

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引用元:エミルクロニクル(Econline) 総合サイト